プロボクサーを決意したのは

—過去のブログから—

ボクシングを始めたのは大学生になってから。

大学に入ってからジムに通い始めました。
入って数ヶ月は毎日ジムへ通っておりました。
入って5ヶ月で試合に出してもらいましたが、
全く走っていなかったので、
ダウンを奪うもガス欠で負け。
しかし、負けたことよりもダウンを奪ったことに
満足をしてしまった私は、
それ以降、大学2年まで私は
週に1・2回しかいかなくなりました。

理由は???面白くなくなってしまったから。
別に毎度毎度スパーリングをするわけでもないし、
日々同じことの繰り返しだし。。。と、思ってしまっていたんでしょうね。
スパーリングだけが楽しいことと勘違いしていた、ほんとダメな練習生でした。

大学2年の時のジムの忘年会。
あれに出席していなかったら、自分はプロにはなっていなかった。
ジムの忘年会には、日本タイトルにも2度挑戦し引退していた
先輩がいらっしゃっていました。
先輩と会長の話で私はボクシングを始めることになったんです。
会長はみんなに話したんだと思いますが、
私はそのとき、自分に対して言っているのだと思ったんです。
会長は、「いつまでも、お楽しみでボクシング続けててもいいけどよぉ。。。」と

そして、先輩は
「プロはよぉ。1円でももらったら、プロなんだよ。
お客のほとんどは自分の試合を見に来ているわけじゃない。
だけど、その場にお金を払って来てもらっている以上、
何かを持って帰ってもらわなければいけない、
何かを感じて帰ってもらわなければ、いけないんだよ。
そこがプロとアマでは違うんだよ!」と。

それを聞いて、「プロになれれば、いいな。」から、
「プロになるんだ」という気持ちに変わったんです。